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USJ株過去データ、TOBの投資家と株価への影響

グラプ

大阪市此花区には、人気スポットであるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)があります。
ここは、ハリウッド映画のテーマパークです。
これを運営するのが、株式会社ユー・エス・ジェイという企業です。
USJ社はその株式を2007年に東証マザーズ市場に上場しました。

ですが、2009年9月、SGインベストメンツ株式会社による株式公開買い付け(TOB)の成立により上場廃止となります。
現在では非上場の企業であるため、一般投資家がUSJ株を手に入れることは不可能となっています。
USJ株の過去データに注目すると、TOBが投資家と株価に与える典型的な影響について知ることができます。

では早速、USJ株の過去の動きを振り返ってみましょう。
SGインベストメンツによる公開買い付けに関して正式な発表があったのは、2009年3月19日のことです。
これは多くの投資家の注目を集めるニュースでした。

というのも、それまでの数週間は4万円前後で推移していたUSJの株価は、TOB発表直後に約20%以上も高騰し、5万円近くにまで跳ね上がったからです。
TOB発表の翌営業日となる3月23日の株価データは、始値4万9,250円、高値4万9,400円、安値4万8,700円、終値4万9,200円となっています。
じつのところ、USJ株がこのような値動きを示したのは、この時のTOB価格が1株5万円に設定されていたからでした。

このように、TOBの実施が明らかになると、投資家たちがTOB価格近辺での取引を活発に行うため、市場における株価はTOB価格にさや寄せする形で上昇するのが一般的です。
この時のUSJ株の値動きはまさにその典型例となりました。
なお、上場最終日となった2009年9月16日の株価データは、始値4万9,100円、高値4万9,300円、安値4万9,100円、終値4万9,200円でした。